1189views

「ピーリング」って何? 恐いもの? 私が使っているものは何?

「ピーリング」って何? 恐いもの? 私が使っているものは何?

「ピーリング」という言葉は一般的になってきましたが、
その言葉には、いろいろな意味で使われているのが現状です。

3年ほど前、私はまだ、ピーリングは怖いものとして捉えていました。

今や、「ピーリング」という言葉は、日常のケアの中にも入っていて、
提供する側も、利用する側もあまり意識せず使っているように感じられます。

しかし、ピーリングにはいろいろな意味があるため、
その言葉を使う人によっても何を意味しているかが違うようなので、
受け止める方も捉え方が変わります。

最近、「角質ケア」「ピーリング」効果のあるクレドポーボーテの
マスクを使い始めました。

その説明にあたり、同じブランドのBAさんなのに、
「ピーリング」効果があるマスク。と言われる方もいれば、
「ピーリング」の「ような効果」があるマスクです。と言われる方、
 (その方は、厳密にピーリングと作用は違うと説明されました。)

また別のBAさんは、お話しながら、
「ピーリング」効果のあるマスクと言ったり、
「ピーリング」のような効果のあるマスクと言ったりと、
両方の言葉を混在して使われていて、
捉え方が曖昧というか、あまり考えていないんだなと感じさせられてしまいました。


そんなこと、どうだっていいじゃない・・・・・
と感じる方も多いかもしれませんが、私は、ちょっとダメなんです(笑)

ピーリングをどう捉えるかというのは、そのブランドが決めていいこと。
しかし、そのブランドの説明は一貫性がないといけないはずです。
一人ひとりの説明が違うというのは、
会社の研修がきちんとされていないことの表れだと感じてしまいます。
しかも、最高級ラインを標榜しているブランドなのに・・・・

コスメ業界というのは、言葉に対する定義が曖昧で、それぞれの解釈をして
使っているということがわかりました。
そのため、会社によって違う解釈がされています。
しかし、各会社でそれをスタッフに研修して浸透させる。
うちの会社は、ピーリングをこう捉えているので、かくかくしかじか・・・・
資生堂は、業界の中で、自分たちはどういう位置づけなのか
という視点に欠けた研修が行われていると感じることが、以前にもありました。
化粧水のつけ方の伝え方の説明でも、同じようなことを感じさせられました。

BAさんの説明から、「ピーリング」という言葉をどうとらえるか。
そんなこと気にしてない、あまり考えていない。だから同じ人が
「ピーリング」といったり、「ピーリングのような」という2つの表現を、
無意識に使ってしまうそんな会社なんだ・・・って思ってしまったのです。

しかし中には「ピーリングとは違います」とはっきり説明された
BAさんもいらっしゃいました。
そのことから、研修ではきちんと説明されていることが伺えます。
ところが、それを伝える方たちが徹底がされていない。
あるいは、教育を受けたBAさんが吸収できていない。
受けた研修を実践に落とし込むところに問題があると感じました。
これは、肌診断の測定方法が統一されていないことからも感じられたことでした。

いいもの作っているのに、現場の対応に一貫性がない・・・・ 
もったいない・・・ そんな印象を受けました。
「角質ケア」「ピーリング」がどのような仕組みなのか詳しく伺っても、
納得できるお答えを得ることができませんでした。

下記は、3年前に「ピーリング」について、調べた記事です。

あれから、「ピーリング」というこの言葉も、変化しているはずです。
クレドポーボーテの「角質ケア」「ピーリング」は、
どのような意味や考えで使われているのでしょうか?
今、角質ケアの仕組みについてお問合わせをして、お返事を待っているところです。

よい商品だと思ったので使い続けたいと思いました。
使い続けるには、「ピーリングなのか」「ピーリングではないのか」を
まずは把握したいと思っています。
しかし、それは、メーカーの解釈にすぎないことなので、実はどちらでもいいのです。
「角質ケア」は「どのような仕組み」で行っているのかを
しっかり確認してから使いたいと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【元記事】'12/6/17 20:40
「ピーリング」と聞くと、どのような印象を持たれるでしょうか?
一皮剥けて、お肌がつるつる、すべすべ…… 生まれかわる。

そんなイメージの一方で、私は
「ピーリング」=「恐い」と思ってきました。

「ピーリング」の意味が、皮を剥ぐ、取り去るという意味だと
どこかで聞いたことがあったこと。
酸など化学的なものを使って
肌のタンパク質を溶かすケミカルなものと理解していました。
そのため、専門的なところで、ちゃんと管理をしながら、
施術しないと、大変なことになる・・・・
そんなイメージを長く持っていたのでした。
従って、自分で試してみようと思うことはありませんでした。

ところが、「ピーリング」と言われる商品を、
ちまたでもかなり見かけるようになりました。
肌を酸で溶かすようなことを、そんな手軽にできてしまうのかしら?
と思っていたら・・・

最初に出会ったのは、「花雪肌」と言われる、角質クリアジェルでした。
もしかしてこれって、ピーリング? と思うような商品でした。

どんな作用なのかHPを見ると、
「ピーリング剤ではありません」と謳われており、
ピーリング剤と、この商品の違いについての解説されていて安心しました。

ピーリング剤は真皮にまで浸透するのに対し、
こちらのジェルは、肌には浸透せず、表面の角質だけを吸着するということだったので、
ひとまず安心といった感じで、使ってみました。


その後、似たような商品をあちこちで見るようになり、
その違いなど、あまりわからなくなって、あまり利用しなくなってしまいました。
濡れた手でも使えるように改良されたことで、以前より効果が劣ってしまったように
感じられたり、なんだかんだ言っても、液状が次第に変化して、
最初と最後が同じ状態で使えない気がして次第に遠のいていきました。

最近になって、ハウスオブローゼで同じような商品をみつけ、購入してみました。

●ハウス オブ ローゼ ポアクリア ジェル EX
https://www.cosme.net/product/product_id/2945193/review/502442304

原理的には同じようなものなのですが、
アットコスメのカテゴリーでは、
「ゴマージュ・ピーリング」に含まれていました。

これ、ピーリング製剤なの? 花雪肌と同じように見えるけど・・・
と思いながら問い合わせみました。

「ジェルでいらない角質をからめとるパック剤」とのことでした。

「アットコスメで、ピーリングというカテゴリーになってるんですけど・・・」
と伺ったら、
「それは、勝手にと言っては語弊がありますが、
 あちらで、そのように登録されているものなので・・・」
とのことでした(笑)

ちなみに、花雪肌のアットコスメの登録も、「ゴマージュ・ピーリング」となっています。
実際の口コミを見てもピーリング剤と思っている方が、結構、いらっしゃるようです。

そこで、「ピーリング」ってどういうことなのか調べてみました。

以前の概念とは随分、変わってきている印象です。
広くピーリングと捉える傾向もあるようです。

これまで、ピーリングというと、
酸などでタンパク質を溶かすケミカルなものと思っていましたが、
かかとを軽石でこすることも、一種のピーリングと捉えられているようです。

あるいは、ジェルでマッサージして、
角質をおとすのも、ピーリングジェルとして含まれるようになったようです。
他にも、酸の含まれている石鹸などもあるようです。

酸などで角質を剥がすケミカルピーリング、
物理的な方法で行うレーザーピーリング、クリスタルピーリング。
と大きく分かれるようですが・・・

最近「ホームピーリング」と呼ばれるものも登場しており、
ケミカルなものは、酸の濃度を低く抑えられています。
そのため、効果が現れるのに時間がかかったり、
適切な使い方をせず、トラブルもおこっているようです。
病院と自宅ピーリングの間の濃度で用いられているのが、
エステのピーリングだそうです(ケミカルピーリングの場合)

なぜピーリングが恐いというイメージを持ってしまったのかというと、
当初、サリチル酸、レソルシン、フェノール、トリクロール酢酸などが用いられ、
施術者の技術や知識不足に加え、ピーリング剤の問題などもあり、
様々なトラブルの報告があったようです。
その時のイメージが、今も根強くひきずっているためのようです。

ということで、一口にピーリングと言っても、
使う溶剤も酸だけでなく、変化してきています。
さらに、軽石でかかとをこすることもピーリングのうちと捉えるとすると、
非常に広い範囲の意味が含まれると解釈ができます。

また、同じような言葉で、「ゴマージュ」がありますが、
エステなどでは、「ピーリング」との違いをつぎのように考えているようです。

「ピーリング」は主に酸を使用して化学的に角質層を剥離する施術法。
「ゴマージュ」はハーブや天然の植物、植物の種などを使用して
       優しく汚れを除去する方法。

エステでは、ピーリングはケミカルを意味すると定義(?)しているのに対し、
ゴマージュは、自然素材を使った物理的な角質除去と考えているようです。

ところが、エステによっては、ピーリングとゴマージュを、
同義で使っているところもあるようです。

また、ピーリングで検索してトップにくるサイトは、
(サイトの母体がわからないのですが)
以前、美容関連の会社におつとめの方が、
そこで経験したピーリングのお話をされています。
その中で、ピーリングコスメにはどんなものがあるかの紹介をされていました。
コスメでは定評のある@COSMEでのランキンを取り上げていました。
(いつのランキングかわかりませんが)

1位 パワーマスク【ラッシュ】
2位 ナチュラルアクアジェル Cure【東洋ライフサービス】
3位 星野家の手作りマッサージ塩【星野家】

それぞれの総評に、ピーリングとは思えないというコメントが含まれていましたが、
この商品を見た瞬間、これって、ピーリング剤? と思ってしまいました。
パワーマスクは、スクラブで、ゴマージュの一種に思えるし、、
ナチュラルアクアジェルは、よくわかりませんが、
角質ジェルと同じような原理と思われます。
マッサージ塩もスクラブ(ゴーマージュ)のうちで、
ピーリング剤ではないと私は思います。
かつてエステに関わられていた方が、これらをピーリングと
捉えていらっしゃるということです。
(アットコスメの分類がそうだからでしょうか?)
まあ、広義で捉えたらピーリングとも言えなくはないのですが・・・

そして、こちらのサイトの方のエステでは、
昔、ピーリングのことをゴマージュと言っていたそうです。
今も、ピーリング=ゴマージュととらえているサロンもあるようでした。

結局のところは・・・

どうも、これらの言葉には、
正確な定義のようなものがないということが、実情のようです。


自分が使っているものが、ピーリング剤なのか違うのか。
あるいは、ゴマージュなのか。
アットコスメのカテゴリーは、ゴマージュと、ピーリングであっても、
メーカーではピーリングと考えていないものもあります。

自分では、ピーリングだと思って使っていた商品だったのに、
実は違った。そんなこともあるかもしれません。
(しかし、角質をとるという広い意味においては、ピーリングとも言える?)

耳慣れた「ピーリング」という言葉。
いろいろな意味で捉えられているようです。


【コメント】
●キトキトさんがコメント'12/6/19 8:10
>さくらん。様 コメントありがとうございます。目的が同じ角質をケアするということのなので、混乱もおきてしまうのでしょうね。他にもなんだかよくわからないということがあった場合、言葉の意味がはっきりしていないということもあるのかもしれません。.

● さくらん。さんがコメント'12/6/18 22:15
言葉は本来の意味から色々転じて幅広く使われるものがありますね。ピーリングもそのような言葉の一部なのですね。「ゴマージュとピーリングの違いが曖昧」という私のようなものも沢山出てくる訳ですね。


このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

角質 カテゴリの最新ブログ

角質のブログをもっとみる

投稿ブログランキング

投稿ブログランキングをみる

編集部イチオシ!

HOTタグ

ブランドファンクラブ限定プレゼント

【毎月 1・9・17・24日 開催!】

(応募受付:5/9~5/16)

プレゼントをもっとみる